北斗

夜の闇をすべり 北へ向かって
車窓の灯に 思い出が
流れて消え

雲が月にかかる
通り過ぎてきた いくつもの町
変わらない あの日の笑顔

いつだって どこにいても
別に いいさ
くれた言葉の意味 いつでも
後になってから
気づく 星明かり

夜明け前ふいに 雨に降られて
濡れた帽子 乾くのを
気長に 待つよ

いつだって どこにいても
別に いいさ
くれた言葉の意味 いつでも
後になってから
気づく 星明かり
気づく 星明かり
気づく 星明かり